デレビでやってる払い過ぎた利息って何?
最近よくテレビでやっている、「払い過ぎた利息が戻ってきます」とCMで流れていますが、この払い過ぎた利息について解説をします。
簡単に言えば、払い過ぎた利息と言うのは、平成22年以前の金利(出資法)の金利で借入をしていた方が対象となっています。クレジットーカードのキャッシング、サラ金からの借入をしていた方が対象です。
最近になって、テレビで「過払い金の時効は10年」と言ってますが、この10年というのは、借金の完済から10年までの方が対象という意味です。
払い過ぎた利息って何?
払い過ぎた利息と言うのは、本来支払う必要の無かった金利の事を言います。
払い過ぎた利息はグレーゾーン金利と言われています。このグレーゾーン金利を理解する事によって払い過ぎた利息の意味が分かると思います。
グレーゾーン金利とは?
平成22年以前のクレジット会社やサラ金は出資法と利息制限法の2つの法律よってお金を貸していました。この2つの法律が金利が全く違うのです。
本来サラ金やクレジット会社は利息制限法でお金を貸さないといけませんでした。それを勝手な法解釈で出資法でお金を貸していたのです。この出資法の方が、利息を多く取れるからです。サラ金やクレジット会社も商売ですから、利息を多く取れる法律を使います。
しかし、裁判でサラ金やクレジット会社の出資法での貸付が裁判に負けた為に過払い金請求が始まりました。
ここで、問題となるのが、出資法と利息制限法の間の金利は違法という判決が出たので、利息制限法を超えた金利に関しては契約者に対して返還できる事となりました。(現在は法律が改正されています。)
出資法と利息制限法の図(グレーゾーン金利)
このグレーゾーン金利と書いていた所が払い過ぎた利息となります。
どんな方が戻ってくる可能性があるの?
現在のサラ金やクレジット会社は、法改正があったので正常な金利である、利息制限法で営業しています。払い過ぎた利息が返ってくる対象の方は現在の契約が5年以上、平成22年以前より借入がある方、解約はしたが、最終取引から10年以内の方なら払い過ぎた利息が戻ってくる可能性があります。
過払い金は、正当な自分のお金です。本来は支払う必要のない金利を取り戻すのは当り前の話です。
サラ金やクレジット会社は過払い金が発生しているからと言って何も言ってきません。もちろんサラ金もクレッジと会社も商売ですから、いちいち過払い金があるからと言って、親切に契約者に教える事はしません。そんな業者があれば超優良貸金業者です。
また、近年は過払い金請求によって、破綻する会社も多いのが実情です。大手で言えば、武富士が破綻しましたね。現在武富士に過払い金請求をしても、3%弱しか返っくるかどうかです。
業者が破綻する前や時効(最終取引から10年)が来る前に早く請求した方が良いです。
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